用語集

不動産用語集

【あ行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
アルコーブ あるこーぶ マンションの玄関前で、外壁面から少しくぼんだ形になっている空間のこと。玄関ドアを開け閉めするときに共用廊下を人が歩いていてもぶつからない。また、外からの視線が遮られるなどのメリットがあり、プライバシーを高める。
  アプローチ あぷろーち 直訳すると「何かに近づく道」とか「接近すること」。不動産では3つの使い方がある。1つは、最寄り駅から現地へ行く道の状況という意味。2つめは大規模マンションで、団地の入口から各住戸の玄関までの状況などを示す。最後に、一戸建ての場合に、敷地の入口、門扉などから玄関までの状況などを示す。
  アスベスト あすべすと 珪酸(けいさん)マグネシウムを主成分にした繊維状の鉱物で、耐熱材、耐火断熱材、絶縁材、補強材など幅広い建築材料などに使われてきた。「石綿」ともいう。
位置指定道路 いちしていどうろ 私道で幅員が4m以上あり、かつ一定の技術基準に適合するのもで、特定行政庁からその位置の指定を受けた道路。
  印紙税 いんしぜい 売買契約書や建築請負契約書、ローン利用時の契約書など、契約書を作成する際に、収入印紙を貼り消印する形で収める税金。印紙の額は契約金額によって変わります。
  一般媒介契約 いっぱんばいかいけいやく 媒介契約の一種で、複数の業者に重ねて仲介を依頼できるもの。自分で発見した相手と取引することも可能。
  委託管理 いたくかんり 管理運営の方法の1つ。現在のマンションの多くは管理業務を管理会社に委託している。業務全般をまかせてしまうのが全面委託管理。業務の一部、特定のものを任せるのが部分委託管理になる。
  違約金 いやくきん 売買契約で、契約当事者の相手方に債務不履行があった場合に損害賠償を請求できる。実際の損害額にかかわらず、その賠償額をあらかじめ契約の際に決めておくことを「損害賠償の予定」といい、予定した賠償額を「違約金」という。
内金 うちきん 手付金の支払い後、さらに追加で支払うお金のこと。中間金とも呼ぶ。内金は支払い後は契約解除できない場合もあるので注意。
  売主 うりぬし その不動産を売りに出している人または会社。不動産の所有者。
オープンキッチン おーぷんきっちん リビングやダイニングと同一空間にキッチンを配するプラン。
  オープンスペース おーぷんすぺーす マンションの敷地内のうち、建物が建っていないスペース(駐車場を除外する考え方もある)のこと。オープンスペースが広いほど敷地のゆとりが感じられる。大規模マンションでは空地率が50%以下というケースも珍しくない。

【か行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
瑕疵 かし 瑕疵とはキズや欠陥のこと。シロアリがついていた、入居後に雨漏りすることがわかったなど契約の段階ではわからない瑕疵があった場合、瑕疵に気づいてから1年以内であれば、売主への賠償請求や契約解除することができる。
  管理会社 かんりかいしゃ マンションなどの管理を行う専門の業者。管理組合に委託され、補修や清掃、管理費や修繕積立金の会計報告など、様々な管理業務を行う。
  管理規約 かんりきやく マンション管理や使用に関するルールを定めたもの。契約時には規約に管理業務の内容、会計審査、長期修繕計画について明示されているかチェックしておくこと。
  管理組合 かんりくみあい マンションの建物全体の維持管理、区分所有者期間の権利義務の調整を目的に、区分所有者全員によってつくられる組織。最低年1回、総会を開いて、管理費や管理規約などの重要事項を審議決定する。
  買い換え特約 かいかえとくやく 買い換えで先に購入物件を決めた場合、残金決済までに自宅が売れなければ代金の支払いができない。そんなケースに備えて、購入物件の売買契約書に「予定の期日までに自宅が○○万円以上で売れない場合は、契約を白紙撤回する」旨の特約条項を入れること。予定の期日と金額を明記しておくことがポイント。双方の話し合いで決める。
  解約手付 かいやくてつけ 手付金の性格の1つ。売買契約の相手方が契約の履行に着手する前までは、手付金を支払った買主が手付金を放棄するか、売主が手付金の2倍の金額を買主に返すことで自由に契約を解除できるというもの。
  ガラリ がらり 外部に対して目隠しをしながら換気ができるように、ドアや窓などにもうけた通気口のこと。「鎧窓(よろいまど)」「ルーバー」ともいう。
  元金均等返済 がんきんきんとうへんさい 住宅ローンの返済方式の1つで、文字どおり、返済額に占める元金の金額が一定のタイプ。利息のみが変化する。
共用部分 きょうようぶぶん マンションにおいて、住民全員が使用するエントランス、廊下、階段、エレベーターなどのこと。
  金消契約 きんしょうけいやく 正確には金銭消費貸借契約。お金の貸し借りをする契約の事。
  機械式駐車場 きかいしきちゅうしゃじょう パレットに車を乗せて昇降させたり、左右に移動させる方式の駐車場。地上式と地下ピット式がある。
区分所有 くぶんしょゆう マンションにおいて、住居として購入した専有部分を所有すること。所有権のことを区分所有権という。
  クーリングオフ くーりんぐおふ 訪問販売による強引なセールスなどから消費者を保護するために設けられた制度で、一定の条件の下で売買契約を無条件に解除できるというもの。
  繰り上げ返済 くりあげへんさい 住宅ローンの毎月返済額やボーナス払いとは別に、まとまった資金をローン返済に充てること。一部繰り上げ返済と一括返済があり、ともにローンの元金分に充当されるので、その分の利息を支払わなくて済む。一部繰り上げ返済には、返済期間を短くする「期間短縮型」と、毎月の返済額を減らす「返済額圧縮型」がある。
  グラスウール ぐらすうーる 溶かしたガラスを遠心力で吹き飛ばして綿状にした繊維に、少量の結合材(フェノール系樹脂)を加えて固めたもの。繊維サイズは直径4~8ミクロン、長さ10ミクロン以上の短繊維で、不燃材料。ロール状、筒状、板状などに成形して、断熱材、吸音材、保温材、フィルターなどに使われる。
建築確認 けんちくかくにん 建築物の建築計画が、敷地、構造および建築設備に関する法令に適合することを、建築主事または指定確認検査機関に申請し、確認してもらう制度。ほぼすべての建築物に建築確認が必要。
  建築条件つき土地 けんちくじょうけんつきとち 売買契約を結んでから、3ヶ月以内に指定の建築会社と建築請負契約を結ぶという条件で売られている土地。3ヶ月以内に請負契約を結ばなければ、土地の売買契約自体が白紙になる。
  建ぺい率 けんぺいりつ 敷地面積に対し、建築物の建築面積(建築物で地面を覆っている面積)が占める割合。
  権利証 けんりしょう 正式には「登記済証」。所有権移転登記などがすんだあと、「申請通り登記が完了したこと」を証明するものとして法務局から交付される。権利証の名義人がその不動産の権利者となる。
  競売物件 けいばいぶっけん ローン破たんなどで債務の履行ができずに差し押さえられた不動産を、地方裁判所が競売にかけて売却する物件のこと。
  軽量鉄骨 けいりょうてっこつ 厚さ1.6mmから4.5mm程度の薄い鋼板を成形した鉄骨のこと。「軽量形鋼(かたこう)」ともいう。常温(再結晶温度以下)でロールでのばした「冷間延鋼材」の一種。
  建築基準法 けんちくきじゅんほう 建物を建築するときに守らなければならない、もっとも基本になる法律。国民の生命・健康・財産を守ることを目的に、建築する敷地と道路との関係、用途地域ごとの建築物の種類や規模、建築物の構造や設備の強度・安全性などについて、最低限の基準を定めている。
  玄関ポーチ げんかんぽーち 建物の玄関前で、壁から突き出た庇(ひさし)のある入口空間。戸建て感覚のプランでプライバシーが確保できる。
  原状回復 げんじょうかいふく 賃貸物件の退去時に、借主が室内に設置した造作などを自ら取り除いて貸主へ返還すること。国土交通省のガイドラインでは「貸借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義している。
公租公課 こうそこうか 各種税金のこと。不動産では土地の固定資産税と都市計画税を指す。
  固定資産税 こていしさんぜい 市町村が課税する税金で、土地と建物にかかる。1月1日現在の所有者に課税される。税額は固定資産税に税率(福岡は1.4%)をかけて算出する。
  固定資産税評価額 こていしさんぜいひょうかがく 固定資産税を計算する基になる価格のこと。都市計画税、不動産取得税、登録免許税、相続税の計算の基準にもなる。全国の市区町村や都税事務所に、土地と建物それぞれの課税台帳があり、土地一筆ごと、家屋一軒ごとの評価額が登録されている。
  個人情報保護法 こじんじょうほうほごほう 氏名や生年月日、その他、特定の個人が認識できる情報を、民間事業者が取り扱う場合の必要最低限のルールについて定めた法律。2003年5月成立、05年4月施行。
  誇大広告 こだいこうこく 「有望なエリア。将来値上がり確実」などと客観的な裏付けもないのに、実際の物件以上によく見せかける広告のこと。環境や建物の設備仕様・性能を大げさにうたったり、取引条件が有利であるかのように表示するのも不当表示。

【さ行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
更地 さらち 未使用の土地、建築物が建っていない土地。
  サービスルーム さーびするーむ 間取りの表し方に「2LDK+S」といった表現が使われていることがある。この「S」がサービスルーム。建築基準法で居室の有効採光率が決められている。住宅の場合は「開口部(窓)の大きさが居室床面積の7分の1以上」。この規定よりも窓が小さい居室として認められないので、サービスルームという。
  サブプライムローン さぶぷらいむろーん 過去にローンやクレジットの延滞や債務免除の履歴があるなど、信用力の低い個人向けに融資される米国の住宅ローン。所得水準や頭金、住宅の担保価値などの審査基準を緩和して融資対象を広げた。
市街化区域 しがいかくいき すでに市街地を形成している区域、今後10年以内に優先的、計画的に市街化を進める区域にこと。住宅、工業、商業など用途別に地域が指定されている。
  市街化調整区域 しがいかちょうせいくいき 市街化区域外で、市街化を抑制すべき区域と位置づけられているエリア。一部の例外を除いて、原則として家は建てられない。
  敷地 しきち 建物が建つ土地のこと。建築基準法では幅4m以上の道路に、最低2m以上接している土地を敷地としている。
  敷地利用権 しきちりようけん マンションにおいて、マンションの区分所有者が利用する権利のこと。
  借地権 しゃくちけん 建物の所有などを目的として土地を借りる権利。
  修繕積立金 しゅうぜんつみたてきん マンションの外壁工事やエレベーターの補修など、建物を維持していくうえで必要な大規模修繕に備え、積み立てる資金。管理費とは別に積み立てられる。
  重要事項説明書 じゅうようじこうせつめいしょ 売買契約を結ぶ土地・建物について、所在や設備、構造、権利関係、契約解除や損害賠償、金銭に関することなどの、重要な事項について書かれている書類。宅地建物取引主任者は、売買契約前に書類を渡し、内容について説明しなければならないと宅地建物取引業法で定められている。
  準防火地域 じゅんぼうかちいき 市街地における火災の危険を防ぐために定める地域。建築物についての規制がある。
  所有権移転登記 しょゆうけんいてんとうき 不動産の所有権が、売主から買主に移転したことを公にしるすための登記。
  所有権保存登記 しょゆうけんほぞんとうき 建物を新築したとき、新築マンションを購入したときなど、所有権の登記されていない不動産について行う所有権登記。
  所有権留保 しょゆうけんりゅうほ 不動産の割賦販売で、物件を引き渡した後も未払い分の債権を担保するために、購入者に所有権を移転(登記)せずに売主の手元にとどめておくこと。
  自主管理 じしゅかんり 管理会社に管理運営を任せる委託管理に対して、管理組合が自ら管理業務をこなす方式。設備の保守点検や清掃は専門業者と直接契約をし、管理員は住民が担当したり、管理組合が雇ったりする。
  質権 しちけん 債権者が担保のために引き渡しを受けた質を手元に留置して、弁済がない場合にその質によって優先的に弁済を受ける権利のこと。担保物権の1つ。
  実需 じつじゅ 商品などを自分で利用する目的で求めること。「実際の需要」の略。住宅でいえば、自分が住むために購入することを意味する。
  自走式駐車場 じそうしきちゅうしゃじょう 平置き式(平面)駐車場を、何層か重ねた形の駐車場。大型ショッピングセンターなどでは、鉄筋コンクリート製の4~5階建てタイプもあるが、マンションでは鉄骨ユニットの1層2段式が主流。
  住宅ローン控除 じゅうたくろーんこうじょ マイホーム取得や改修で住宅ローンを利用した場合に、ローン残高に応じて一定の所得税・住民税を控除する制度。控除可能額は居住した年によって変わる。2009~10年に居住した場合が最大500万円(長期優良住宅は09~11年居住で600万円)。実際に控除される金額は支払っている所得税額が上限。控除期間は10年間。正式名称は「住宅借入金等特別控除」。「住宅ローン減税」ともいわれる。
  収入合算 しゅうにゅうがっさん 住宅ローンを申し込む際、所定の収入基準をクリアできない場合に同居予定者の収入を合計して計算できるしくみのこと。金融機関によって収入合算できる人の条件は異なる。
水道負担金 すいどうふたんきん 敷地に上水道や下水道などの施設を予め売主が引き込んだ場合、売買時にその費用の一部を買主が負担する商習慣。
  スラブ すらぶ スラブ(slab)の原義は、材木の平板や石板のこと。マンションでは、鉄筋コンクリートの床版のことを床スラブという。
  スロップシンク すろっぷしんく キッチンのシンクとは別にユーティリティやバルコニーなどについている底の深い流しのこと。
セットバック せっとばっく 幅4m未満の狭い道路に面する敷地では、道路幅の確保を目的に、道路の中心から水平距離2mの範囲(片側が川や崖、線路などの道路は、川、崖の道路端から4mの範囲)には、建物を建てることが出来ないことになっている。この取り決めにより、自分の敷地内にできた建物建築不可の部分をセットバック部分という。この部分には門や塀もつくることができない。
  専有部分 せんゆうぶぶん マンションにおいて、区分所有者が所有し、変えたり、処分したりする権利をもっている部分。主に居住空間を指すが、バルコニーや窓は共有部分となっていることが多い。
  専有庭 せんゆうにわ 区分所有のマンションなどで、1F居住者が専用で使用できる庭のこと。区分所有の場合、庭部分も通路やバルコニーと同じく共有部分ではあるが、使用料を払うことによって専用使用できる。
  専属専任媒介契約 せんぞくせんにんばいかいけいやく 専任媒介契約のバリエーションの一種で、依頼者は仲介を依頼した業者が見つけた相手方としか契約ができない。自分で取引相手を見つけて契約することも制限される。契約期間は3か月以内。依頼者側の縛りがきつくなる代わりに仲介会社の義務も厳しくなる。契約を結んだ翌日から5日以内に指定流通機構(レインズ)に物件を登録、1週間に1回以上の文書による活動報告も義務づけ。媒介契約の中で最も速やかな成約が期待できる。
  専用使用権 せんようしようけん マンション等の共用部分のうち、バルコニーや専用庭など特定の部分について、ある区分所有者が専用で使える権利のこと。専用使用権があるといっても、勝手にバルコニーを囲ってサンルームにしたり、専用庭に倉庫を作ったりすることは許されない。避難通路としても利用されるので、住民の共有財産として良好に管理する義務がある。
相続税 そうぞくぜい 亡くなった人の財産を相続したり、遺贈によって取得した人にかかる税金(国税)。
  相続 そうぞく 親子、親族関係のある人が亡くなって、その人の遺産を受け継ぐことを「相続」という。相続ではプラスの財産だけでなく、債権・債務(権利・義務)の一切を引き継ぐという点に注意したい。
  相続時精算課税制度 そうぞくじせいさんかぜいせいど 贈与税と相続税を一体化させた制度で、平成15年度税制改正で導入された。65歳以上の親から満20歳以上の子(推定相続人)への贈与については、2500万円まではその時点で贈与税をかけずに、相続したときに、ほかの遺産とあわせて相続税として一括精算する制度。2500万円を超えた分については、一律20%の贈与税が課税され、また、この制度を適用した後は、110万円の贈与税の基礎控除は利用できなくなる。
  贈与税 ぞうよぜい 個人から現金や有価証券、不動産などの財産をもらったときにかかる税金。年間110万円を超える贈与があった場合、もらった側が支払う。ただし住宅に関しては、贈与税の特例措置が設けられている。

【た行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
耐震構造 たいしんこうぞう 地震や強風などの力で建物が揺れても耐えられるように設計された構造。1981年以降の建築基準法では、新耐震設計として、大地震でも建物が倒壊することなく人命を守れることを最低限のレベルとしている。
  太陽光発電 たいようこうはつでん 太陽光エネルギーを生かして発電するシステム。「ソーラー発電」ともいう。光エネルギーを直流電気に変換する太陽電池パネル、発電した直流を交流に変換するインバーター、分電盤、電力量計などからなる。
  宅地建物取引業法 たくちたてものとりひきぎょうほう 消費者を保護し、不動産取引が正しく行われるように、さまざまな事項を定めた法律。
  建売住宅 たてうりじゅうたく 新規分譲の一戸建てのこと。住宅を建ててから売る、または建物付きで売ることから「建売」という。建売住宅といっても、実際に建物が完成してから売るケースよりも、青田売りのケースのほうが多い。
  建物表示登記 たてものひょうじとうき 土地・建物の所在、地番、地目、地積、家屋番号、構造、床面積など、不動産の現況を明らかにするための登記。
  団体信用生命保険 だんたいしんようせいめいほけん 住宅ローンを利用している本人が万が一事故などで不測の事態に陥った場合に所定の保険金を責務(住宅ローン残高)に充当して、家族に負担がかからないようにする生命保険。
  断熱材 だんねつざい 室内と室外の間で、熱が出たり入ったりすることを遮るための材料。熱が伝わりにくい素材が使われる。一戸建てでもっとも多く使われているのはグラスウール。マンションでは現場発砲の発砲ウレタンが一般的。
地積 ちせき 土地の面積のこと。登記簿上の地番と住居表示は必ずしも一致しない。
  地目 ちもく その土地がどのように利用されているかを表したもの。田、畑、宅地、山林など21種類に区分されている。住宅は「宅地」に建てなければならないので、住宅用地を購入する場合は宅地に地目変更できるかがポイント。
  仲介手数料 ちゅうかいてすうりょう 不動産業者の仲介による売買で発生する料金。
  長期修繕計画 ちょうきしゅうぜんけいかく マンションの居住性能を維持し、できるだけ長持ちさせるには、建物の状態に応じて計画的にメンテナンスしていく必要がある。特に屋上防水工事や給水管の取り替えなど、10年・20年先に予想される大規模な修繕工事については、長期的な視点に立って準備しておくことが大切。
通勤管理 つうきんかんり 単体のマンションではもっとも一般的な管理形態。管理会社の社員もしくは契約管理員が、会社員と同様にマンションに通って来て、1日勤務する。勤務時間や定期休日も決まっており、「日勤管理」とも呼ばれる。
  吊り戸 つりど 上枠から戸をつり下げ、横に引いて開閉する形式の戸。下枠(敷居)を省略することもできるので、仕切りを感じさせない一体空間を実現したり、バリアフリーを要求される場合に適している。
抵当権 ていとうけん 金融機関などがお金を貸す際、ローン返済が滞った場合に備えて設定する。担保として提供された不動産を強制的に処分し、貸したお金を回収できる権利。
  抵当権設定登記 ていとうけんせっていとうき ローンを借りて不動産を取得したときに必要な登記。不動産登記簿の乙区に、抵当権設定の日付、ローン契約の締結などの原因、債務額(借入金額)、利息、損害金、債務者(借り手)、債権者(金融機関など)が登録される。
  手付金 てつけきん 売買契約に際し、契約成立の証拠として買主から売主に支払うお金。目安は売買代金の1割~2割。契約が実際に履行される前であれば、買主が手付金を放棄することで、契約解除できる。
  ディスポーザー でぃすぽーざー キッチン流し台の排水口に生ゴミを入れると、モーターで細かく粉砕してそのまま捨てられる「生ゴミ粉砕機」のこと。生ゴミ処理の手間が省けると同時に、ゴミ出しの量が減るので、地球環境にも優しいと注目されている。
  デベロッパー でべろっぱー 直訳すると開発業者(developer)。大規模は住宅開発や都市再開発、リゾート開発などをする業者のこと。土地造成や都市基盤の整備に始まり、住宅やビル、各種施設を建設し、分譲したり賃貸経営をする事業主体の企業を意味する。
  鉄筋コンクリート造 てっきんこんくりーとぞう 建物自身の重さを支えるような押し潰す力(圧縮力)に強いコンクリートを、引き伸ばす力(引っ張り力)に強い棒状の鋼材である鉄筋で補強して作る構造のこと。鉄筋コンクリート(reinforced concrete)造を省略して「RC造」という。耐震性、耐火性に優れている。
  手付金保証 てつけきんほしょう 不動産取引で、売主が宅建業者の場合は手付金などの前金の金額制限、保全措置の義務づけなどがあるが、仲介会社を通した個人の売主と買主の取引には、これらの規制がない。保証対象は指定流通機構(レインズ)に登録された媒介物件のうち住宅と居住用宅地。保証限度額は1000万円または代金の20%のうち低いほう。
  鉄骨鉄筋コンクリート てっこつてっきんこんくりーと 鉄骨(S)造と鉄筋コンクリート(RC)造の長所を併せ持った構造。鉄骨で柱や梁を組み、その周りに鉄筋を配してコンクリートを打ち込む。鉄骨鉄筋コンクリート(steel framed reinforced concrete)造を省略して「SRC」造という。
登記 とうき 権利を取得したり、権利者が変わったりしたことを不動産登記簿に記載すること。
  登録免許税 とうろくめんきょぜい 所有権移転登記や保存登記、抵当権設定登記の際などに課せられる税金。
  道路斜線 どうろしゃせん 道路や建築物の日照・採光・通風などを確保するための建物の高さ制限。
  都市計画区域 としけいかくくいき 自然環境や人口、土地利用状況などの条件を考えながら、都市として総合的に整備や開発、保全をしていく区域。
  都市計画税 としけいかくぜい 市街化区域内の不動産所有者が納める税金。道路、公園、下水道などの建設・設備などにあてるのが目的で、固定資産税と一緒に納める。
  徒歩所有時間の表示 とほしょゆうじかんのひょうじ 広告等に使われている表示基準は「道路距離80mにつき1分とし、1分未満の端数については切り上げ表示」としている。坂道、歩道橋の要素は考慮されず、信号の待ち時間も含まれません。
  登記簿 とうきぼ 不動産では、土地・建物にかかわる権利関係を法的に登録する台帳のこと。登記簿に登記していないと、第三者に対抗できない。登記簿は土地、建物それぞれにあり、中身は表題部、甲区、乙区に分かれている。
  都市計画税 としけいかくぜい 固定資産税と同様に、毎年1月1日時点の不動産の所有者にかかる税金。ただ、課税対象は都市計画区域の市街化区域内にある土地、建物に限られる。税率は最大0.3%。
  登記簿面積 とうきぼめんせき 登記簿に登記されている面積のこと。建物の登記上の床面積は一戸建て(一般建物)とマンション(区分所有建物)によって違う。一戸建ては、壁の中心線で囲まれた面積を表す「壁心面積」。マンション場合は、壁の表面から内側を表す「内法面積」。内法面積は壁心面積よりも壁の厚さ分だけ狭くなる。
  登録免許税 とうろくめんきょぜい 所有権を登記する時などにかかる国税の1つ。登記の種類によって税率が決まっている。不動産の取引にかかわるのは、新築住宅を買ったり新築した時の所有権保存登記、土地や中古住宅を買ったり相続した時などの所有権移転登記、住宅ローンを借りた時の抵当権設定登記などがある。

【な行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
納戸 なんど 住宅の中にある物置用の部屋のこと。人が中に入って作業ができる程度の空間を持つ。建築基準法の採光基準に合わずに居室として認められない場合に「納戸」「サービスルーム」と表記することもある。
二項道路 にこうどうろ 建築基準法では原則として幅員が4m以上ないと「道路」と認められない。ただし、幅員が4m未満でも、建築基準法施行前から使われていた既存道路で、行政から指定をうけた場合には、道路とみなされる。建築基準法第42条第2項で規定されていることから、これを「二項道路」という。「みなし道路」ともいわれる。

【は行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
売買契約書 ばいばいけいやくしょ 不動産を購入するにあたって、売主と買主の間で交わされる契約書。双方の権利、義務について書かれいる。
  媒介契約書 ばいかいけいやくしょ 仲介会社に手持ちの物件の売却や希望物件の購入を依頼するなど、媒介を依頼した場合に結ぶ契約書のこと。業者は依頼者に対して、物件の所在地や種別、取引価格、媒介契約の種別、媒介契約の期間、報酬金額などを明記した書面を交付する義務がある。売却の場合は依頼した時点、購入の場合は物件が決まった時点で契約するのが普通。媒介契約の種別は、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つ。
  ハウスクリーニング はうすくりーにんぐ 専門業者が有料で住宅の清掃サービスをすること。「清掃代行サービス」ともいう。ハウスクリーニングのシステムは、定期サービスと単発のスポットサービスに分かれる。さらに、それぞれに特定部分を対象にしたものと家全体まるごと引き受けるものがある。
  パントリー ぱんとりー もとはホテルなどで食器やテーブルリネンなどを保管したり配膳を行う場所のことで、住宅にも応用されるようになった。キッチンに隣接して設ける納戸のような収納スペースとし、日常使う頻度の少ない調理道具や什器類、食品や飲料のストックをしまうのに利用する。
評価額 ひょうかがく 固定資産税評価額のこと。各市町村の固定資産課税台帳に登録された土地や建物の評価額。
  表示登記 ひょうじとうき 建物を新築した場合などに、不動産の登記簿を新たに開設して表題部を設けるための登記。建物の所在地、種類(使用目的)、構造、床面積、建築時期などを申請書に記載して、建物の図面とあわせて、完成後1カ月以内に届け出る必要がある。申請義務を怠ると10万円の過料が課せられる。
風致地区 ふうちちく 都市の風致を維持するために定める地区。建築物の建築、宅地の造成、木竹の伐採などについての規制がある。
  不動産取得税 ふどうさんしゅとくぜい 不動産の取得に際して、1回だけ課税される税金。土地と建物それぞれにかかる。
  不動産登記簿 ふどうさんとうきぼ 土地や建物の所在・面積、所有者の住所・氏名や権利関係について記載した公の帳簿。法務局に保管されており、閲覧や謄本(登記事項証明書)の交付も自由に受けられる。
  物権 ぶっけん 民法で規定された権利のひとつ。特定の物を支配することを他人に認めさせることができる、非常に効力の強い権利で、占有権、所有権、地上権、永小作権、地役権、入会権(いりあいけん)、留置権、先取特権、質権、抵当権の10種類ある。
  フラット35 ふらっとさんじゅうご 独立行政法人・住宅金融支援機構が行う証券化支援事業によってサポートされた長期固定金利の住宅ローンの名称。支援の仕方によって「買取型」と「保証型」に分かれる。融資対象になる住宅には最低床面積や建設技術などの条件があるが、保証料と繰り上げ返済手数料は無料。団体信用生命保険の加入は任意で、別途保険料がかかる。金利が優遇される【フラット35】S(優良住宅取得支援制度)などのバリエーションがある。
  プレイロット ぷれいろっと 比較的規模の大きなマンションの敷地内にある小公園のこと。就学前の小さな子どもがいる場合には、安全に遊ばせられるので便利。それほど大きい必要はなく、周囲から見通しが良い形が望ましい。
変更登記 へんこうとうき 登記簿の表題部に記載されている土地や建物の表示事項に変更があった場合に行う登記。たとえば、土地の地目に変更があった場合は「土地地目変更登記」。建物を増改築するなどして、構造・規模や使用目的など物理的な状況が変わった場合は「建物表示変更登記」。いずれの場合も申請義務があり、変更後1カ月以内に登記しないと10万円の過料が課せられる。
保証料 ほしょうりょう 連帯保証人の代わりをしてもらう信用保障機関や信用保証会社に支払うお金。
  防音サッシ ぼうおんさっし 窓やドアなどの開口部から入ってくる空気音を遮断する性能の高いサッシのこと。通常、JIS規格の「T-1」(旧「Ts-25等級」に相当。500Hz以上の中高周波数帯で25dBの音を減らす効果がある。平均透過損失は20dB強)以上の遮音等級があるものを防音サッシという。
  防火構造 ぼうかこうぞう 建物の外壁や屋根の軒裏の仕上げが、一定の防火性能を持った構造のこと。一定の防火性能というのは、周囲で起きた火災からの延焼を30分以上防ぐことができる性能を意味する。具体的には、外壁の屋外側を鉄網(ラス)モルタル塗りやサイディング貼りなどにしたり、壁内や間柱や下地に石膏ボードを貼ったり、または準耐火構造などにすること。都市計画法で定められた準防火地域や防火地域では、防火構造であることが求められる。
  防火地域 ぼうかちいき 都市計画法に基づいて定められる地域。この地域内には、万一火災が起こっても他に延焼しないような建物・工作物を建てなければならない。基本的には耐火建築物であること。

【ま行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
メゾネット めぞねっと 1層の住戸であるフラット(flat)に対して、2層以上で1住戸を構成するマンションをメゾネット(maisonette=複層住戸)形式をいう。2階建ての一戸建てのように室内に上下階へ行く階段がある。
  免震構造 めんしんこうぞう 揺れを小さくする効果のある免震装置を建築物に設置し、地震の影響を通常の3分の1~5分の1程度にやわらげる構造のこと。水平に柔らかく動くバネの原理で地震の揺れを建物に伝えにくくする積層ゴムや、振動エネルギーを吸収するダンパー(振れ止め)を基礎と建物の間に設置するタイプが多い。
申込証拠金 もうしこみしょうこきん 新築マンションや建売住宅の申込受付の際に支払うお金のこと。購入の意思があることを示して、売買交渉の優先権を得るという意味がある。
  持ち分 もちぶん 複数の人で土地や建物の所有権を共有している場合に、一人当たりに割り当てられた権利のことを持ち分(共有持ち分。借地権の場合は準共有)という。一般の個人が購入するマンションでは、建物の共有部分や敷地については持ち分の共有。

【や行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
融資事務手数料 ゆうしじむてすうりょう ローン契約を結ぶときにかかる手数料。ローン1件ごとに必要となり、複数のローンを組む際は、それだけ手数料が増える。
  床面積 ゆかめんせき 広告表示では、一戸建ては建物全体の延べ床面積、マンションは1戸の専有面積(壁心面積)を表すのが原則。専有面積には共用部分の面積は含まれていない。
  ユニットバス ゆにっとばす 工場成形の床、壁、天井、浴槽、機器類のセットで構成される浴室のこと。浴槽と床だけを一体成形したものは「ハーフユニット」と呼ぶ。以前はもっぱらホテルや集合住宅向けだったが、現在は高級仕様の商品も増え、一戸建てでも主流になっている。
容積率 ようせきりつ 敷地面積に対する、建築物の述べ床面積の割合のこと。用途地域によって、それぞれ制限がある。
  用途地域 ようとちいき 都市の将来あるべき土地利用を実現するため、建築物の用途・容積・形態につて制限を定める地域。現在12種類にわけられている。

【ら行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
ラーメン構造 らーめんこうぞう 建物の構造躯体(骨組)の種類のひとつ。柱と梁の接点が変形しにくい「剛」接合になっている構造のこと(山形の接点もある)。剛接骨組構造、剛接架構とも訳される。ラーメン(rahmen)はドイツ語で「額縁」という意味。
連帯保証人 れんたいほしょうにん 本人と連帯して返済の義務を負う人のこと。
  レインズ れいんず

不動産会社が、主に中古物件や土地情報を交換するための不動産情報ネットワークの一つ。「Real Estate Information Network System」を省略して「REINS(レインズ)」と呼ばれる。旧建設省がスムーズな取引を促すために作った機関で、正式には指定流通機構という。

  連結送水管 れんけつそうすいかん 高層ビルや地下街など、消防ポンプ自動車からホースを伸ばして消火活動がしにくい建物内に、配管設備と放水口を設けて、火災現場に近い場所での消火活動をしやすくした設備のこと。
路線価 ろせんか 国税局長が、毎年1月1日時点において、宅地の価値がおおむね同一と認められる一連の宅地が面している路線(公衆が通行する道路)について、その路線に面する宅地の1平方メートルあたりの価額を千円単位で表示したもの。相続税や贈与税を課す場合の財産評価に使われる。
  ローン特約 ろーんとくやく 予定していた条件で融資を受けられなかった場合に備えて、売買契約書の中に入れる特約事項。内容は「指定の金融機関とローン契約が成立しなかった場合には契約を白紙撤回し、支払い済の前金を無利息で返還する」など。
  ローン保証料 ろーんほしょうりょう 住宅ローンを借りるときに、連帯保証人を立てる代わりに、民間の保証会社や公的保証機関に連帯保証をしてもらうために支払うもの。借入金額と返済期間によって金額が変わり、長期返済になるほどローン保証料は高くなる。
  ロフト ろふと 屋根裏のこと(loft)。もともとは、納屋や馬小屋で干し草などを蓄える二階に相当するスペースを意味する。また、教会や講堂の中二階や桟敷、倉庫や工場の最上階のスペースなどを指す。

【わ行】

頭文字 用語名 ふりがな 意味
ワイドスパン わいどすぱん 建築構造で、梁やアーチなどの2つの支点を結ぶ距離(さしわたし)のことを「スパン(span)」という。マンションでは、バルコニー側の間口が広いタイプのことを「ワイドスパン」と呼ぶ。
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